京都の洛南高校が2012年に付属小学校を開設
洛南高・中などを運営する学校法人真言宗京都学園(京都市伏見区)が早ければ2012年4月にも付属小学校を開設することが、24日までに分かった。難関大学への高い進学率で知られる同高が小、中、高の「12年一貫教育」に乗り出すことで、少子化に伴う児童の確保競争や、私立小学校の受験に拍車がかかりそうだ。
同高によると、開校地は同市南区と向日市寺戸町で、1999年まで稼働していたキリンビール京都工場跡地の約1万9000平方メートル。用地に隣接する北側は今年10月、JR東海道線の新駅「桂川駅」が開業する予定になっている。
小学校開校は、学校法人真言宗京都学園の今年2月の理事会で決め、3月に用地買収した。基本構想では1学級約40人の共学で1学年3クラスとし、全校児童は720人規模。着工時期は未定だが、小学校のほか、中高校のグラウンドにも活用する方針。
同高の柴垣弘巌校長は「礼儀や行儀作法を主体とし、人のため、世のためになる人材を育てたい。読み、書き、そろばんなど基礎学力も徹底する」と話している。
関西では有名私立大を中心に小学校開設の動きが目立つ。06年に同志社と立命館が京都市内に開設。同志社は2校目の小学校も木津川市に計画している。洛南の参入で、受験競争の低年齢化が一層進むとみられる。
[2008年7月25日]
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